口内炎
食事のときにしみたり、しょっぱいものを食べると痛くなる、こんな時に鏡で口の中を見ると口内炎が出来ていることはありませんか?自然に治ると思いきや意外と治る迄に時間がかかった記憶がありませんか?
口内炎は口の中の粘膜が一部欠けた状態です。子供から高齢者まで幅広く発症します。原因の多くは物理的刺激(食べ物が当たる、魚の骨が刺さる、入れ歯が当たる)、やけど、ストレス、睡眠不足、環境の変化、体調不良、細菌やウィルス感染(ヘルペスや帯状疱疹)、まれに内科の病気(ベーチェット病等)、皮膚科の病気(天疱瘡等)です。口内炎が多発することもあります。
症状は食事の際にしみる、痛み、出血です。なかなか治らない口内炎の中には悪性のもの(がん)もあります。改善しない場合は早めに耳鼻科を受診しましょう
口内炎をきたす疾患をまとめました
アフタ性口内炎
ストレスや寝不足、環境の変化、栄養状態が悪いと発症します。唇の粘膜や下の先端、頬の粘膜にできやすく、粘膜の一部がはがれ、やがて痛みを伴います。比較的早期に改善しますが、再発しやすいのが特徴です
ヘルパンギーナ
コックサッキーウィルスやエコーウィルスの感染で生じます。幼児には集団保育で発生しやすく、急な発熱、のどの痛みが出現し、口蓋垂(のどちんこ)の周囲に口内炎が多発します。成人では発熱を伴わない事もあります
手足口病
コックサッキーウィルスやエコーウィルス、エンテロウィルスの感染によって生じます。口腔内や手足にも小さな水泡が生じます。のどの痛みや発熱で発見されることが多い病気です
ヘルペス性口内炎
ヘルペスウイルス感染によって生じます。発熱と共に口腔内に小さな水泡が生じます。のどの痛みや発熱で発見されることが多い病気です
顔面神経麻痺
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